六郷土手花火大会が2024年、6年ぶりに開催されます。
打ち上げ場所は多摩川河川敷で、約4,000発の花火が夜空を彩ります。来場者数は9万人を超えると予想され、混雑を避けたい方には「穴場」スポットのチェックが欠かせません。
この記事では矢口渡周辺や川崎側の観覧可否、屋台の場所、中止判断のタイミングなどをわかりやすく解説。初めての方でも安心して楽しめる情報をお届けします。
- 六郷土手花火大会のおすすめ穴場スポットがわかる
- 打ち上げ場所やアクセス方法がわかる
- 屋台の場所や混雑回避のコツがわかる
- 中止の判断基準や注意点がわかる
六郷土手花火大会2024の基本情報

- 六郷土手花火大会は何年ぶりの開催?
- 打ち上げ場所はどこ?アクセス方法も解説
- 花火は何発?打ち上げ時間と所要時間
- 来場者数は?過去との比較と混雑予想
- 花火大会は中止になる可能性ある?
六郷土手花火大会2024開催情報
開催日 | 2024年8月15日(木) 19:00~20:00 ※荒天中止・予備日なし |
---|---|
打上数 | 約4,000発 |
打上時間 | 25分 |
来場者数 | 94,000人 |
場所 | 東京都大田区西六郷四丁目地先 多摩川河川敷 |
会場アクセス |
■電車 京浜急行線「六郷土手」駅から徒歩約5分 ■バス 京急バス:蒲田駅東口から「羽田車庫行き(六郷橋経由)」で「六郷橋」下車徒歩約7分 |
駐車場 | なし |
お問い合わせ |
大田区 スポーツ・文化・国際都市部 文化振興課 TEL:03-5744-1226 |
大会当日問い合わせ |
TEL:050-3665-9671(自動音声案内) ※8月14日・15日 10時~20時 |
公式サイト | 大田区花火大会 公式サイト |
六郷土手花火大会は何年ぶりの開催?

六郷土手花火大会は、2024年の開催で実に6年ぶりの実施となります。前回行われたのは2018年であり、その後は天候や社会的事情により中止が続いていました。
この6年という空白期間の背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく関わっています。多くのイベントと同様に、来場者の安全確保が難しい状況が続いたため、長期間にわたって見送られる結果となりました。
再開となる今回は、待ち望んでいた地域住民や花火ファンにとって特別な意味を持つ開催です。また、大田区としても平和への想いを込めたイベントとして位置づけられており、地元に根ざした大切な行事の復活と言えるでしょう。
打ち上げ場所はどこ?アクセス方法も解説

打ち上げは東京都大田区西六郷四丁目地先、多摩川河川敷にある「多摩川緑地野球場」付近で行われます。広々とした河川敷エリアで、地形的にも多くの人が安全に観覧できる環境です。
アクセス方法は主に電車の利用が推奨されています。最寄り駅は京急本線の「六郷土手駅」で、会場まで徒歩約5分の距離です。ただし、当日は駅周辺の混雑が予想されるため、少し離れた「雑色駅」(徒歩15〜20分)や「蒲田駅」からのアクセスも視野に入れておくと安心です。
なお、自動車での来場は推奨されておらず、駐車場の用意もありません。公共交通機関の利用を前提に、早めの到着を心がけるのが良いでしょう。
2024年の花火は何発?打ち上げ時間と所要時間

2024年の六郷土手花火大会では、約4,000発の花火が打ち上げられる予定です。打ち上げ時間は19時30分ごろからスタートし、おおよそ25分間続きます。
会場は先述の通り多摩川河川敷で視界が開けているため、遮るものが少なく花火の見応えは抜群です。風向きや天候にもよりますが、比較的安定した打ち上げ環境が整っています。
短時間で凝縮された打ち上げ内容であるため、時間に遅れると見逃してしまう可能性があります。できる限り19時前には現地に到着し、観覧場所を確保しておくことをおすすめします。
来場者数は?過去との比較と混雑予想

2024年の開催では平和祈念花火の部に約92,000人の来場者が訪れました。これは2018年開催時と比べても大きな動員数となっており、6年ぶりの開催に対する関心の高さがうかがえます。
第一部(記念式典等)の来場者は約2,000人と穏やかな人数でしたが、花火の打ち上げが始まる第二部は、会場一帯が混雑する状態でした。
これを受け、2025年も同様もしくはそれ以上の人出が予想されます。特に六郷土手駅は非常に混み合うため、帰りの混雑を避けたい方は隣駅まで歩く、または時間をずらして移動する工夫が必要です。
花火大会は中止になる可能性ある?

花火大会は天候次第で中止となる可能性があります。特に注意すべき気象条件としては、強風(風速7m以上が10分以上続く場合)、大雨や洪水警報の発令、落雷の恐れなどが挙げられます。
中止の判断は当日正午に行われ、大田区の公式サイトおよび防災無線などで発表されます。そのため、出発前には必ず最新の情報を確認するようにしましょう。
また、たとえ開催が決定されても、急な天候の変化で直前に中止されるケースもあります。雨具の準備や、柔軟に対応できるスケジュールを組むことが大切です。
六郷土手花火大会2024の穴場スポット情報

- 穴場スポット① 羽田空港からの観覧
- 穴場スポット② 矢口渡駅周辺の区民広場
- 穴場スポット③ 川崎側の観覧は可能?
- 穴場での場所取りの注意点とマナー
- 屋台の出店エリアと混雑回避のコツ
- 穴場を狙うなら何時に行くべき?
穴場スポット① 羽田空港からの観覧

羽田空港の展望デッキは、花火大会の観覧スポットとして静かに注目されています。特に第3ターミナルのデッキからは多摩川方面を見渡せるため、遠目ながらも花火を楽しむことができます。
空港内には飲食店や休憩スペースが整っており、涼しく快適に過ごせる点が大きな魅力です。混雑を避けながら、ゆっくりとした時間を過ごしたい方に向いています。
ただし、会場からはやや距離があるため、花火の迫力を重視する方には物足りなさを感じる可能性があります。視界が建物に遮られる場合もあるため、現地での位置取りには注意が必要です。
穴場スポット② 矢口渡駅周辺の区民広場

矢口渡駅から徒歩約15分の区民広場も比較的落ち着いて花火を楽しめるエリアとして知られています。地元住民に人気があり、混雑を避けたい方にはおすすめです。
広場周辺は視界が開けており、レジャーシートを敷いてゆっくり観覧できるのが特徴です。なお、会場から少し距離があるため、低めの花火は見えにくい場合があります。
また、仮設トイレなどの設備は少なめです。来場前にトイレを済ませたり、必要な飲み物や食べ物を持参しておくと安心です。
穴場スポット③ 川崎側の観覧は可能?

川崎側の多摩川河川敷は、打ち上げ会場の対岸に位置しており、実際に観覧することは可能です。しかし、大田区は「川崎側は視界が悪く危険もあるため、観覧は控えてください」と案内しています。
一部の地域では河川敷が狭く、花火が見えづらいだけでなく、安全な移動や観覧が難しい状況もあります。特に川沿いの建物や橋が視界を遮るため、花火全体を楽しむことは難しいでしょう。
したがって、安全で快適な観覧を希望する場合は、大田区側からの観覧を優先的に検討するのが賢明です。
穴場での場所取りの注意点とマナー

穴場であっても、場所取りの際にはマナーを守ることが求められます。まず、開催前日からの場所取りは禁止されており、シートなどを使っての過度な場所確保も避けるべきです。
また、会場内や周辺では通行の妨げになる行為は厳禁です。安全上、通路や避難経路を確保する必要があるため、主催者の判断で撤去されることもあります。
静かに花火を楽しむためにも、周囲への配慮を忘れずに行動しましょう。公共マナーを守って、気持ちよく観覧できる環境づくりが大切です。
屋台の出店エリアと混雑回避のコツ

屋台は六郷土手駅から会場へ向かう途中、京浜東北線の高架下に並びます。食べ物や飲み物の種類も豊富ですが、数が限られているため、時間帯によっては非常に混雑します。
このため、雑色駅周辺のスーパーやコンビニで事前に購入しておくとスムーズです。特に「オーケーストア」はリーズナブルで品揃えも良く、多くの観覧者が立ち寄るポイントです。
屋台の雰囲気を楽しみたい方は、打ち上げの2時間前までに立ち寄ると混雑を回避しやすくなります。
穴場を狙うなら何時に行くべき?

穴場であっても確実に場所を確保したい場合は18時前後の到着を目安にするとよいでしょう。花火の打ち上げは19時30分ごろからですが、直前では多くの場所が埋まってしまいます。
また、地元住民の間では比較的空いている場所を把握している人も多いため、18時以降でも空きが見つかる可能性があります。ただし、視界や利便性がやや劣る場合もあるため選択肢として検討しておくと安心です。
体調管理のためにも到着後に長時間待つ必要がないよう、レジャーシートや飲み物の準備は忘れないようにしましょう。
六郷土手花火大会を検索する人が疑問に思うこと3選

- 東京で1番すごい花火大会は?
- 日本で1番凄い花火大会は?
- 日本で1番混む花火大会はどこですか?
東京で1番すごい花火大会は?
東京で最も規模が大きく人気も高い花火大会といえば「隅田川花火大会」が挙げられます。都内で最も歴史が古く、約20,000発もの花火が打ち上げられる大規模イベントです。開催地は台東区や墨田区にまたがる隅田川沿いで、毎年100万人を超える観覧者が訪れます。
会場周辺は非常に混雑するため早めの場所取りや有料席の予約が欠かせません。テレビ中継も行われるなど全国的な注目度も高く、まさに「東京で1番すごい花火大会」と言える存在です。
日本で1番凄い花火大会は?
日本で最も迫力があると評されるのが「大曲の花火(全国花火競技大会)」です。秋田県大仙市で毎年8月に開催され、全国の花火師たちが技術を競い合う競技形式の花火大会として有名です。
打ち上げ数は約18,000発にのぼり、芸術性の高い花火が次々と披露されます。昼花火の部もあり、日中から夜にかけて丸一日楽しめるのが特長です。
観客の多くが全国から訪れるため、宿泊施設は早めに予約するのが鉄則です。
日本で1番混む花火大会はどこですか?
最も混雑する花火大会として知られているのは「隅田川花火大会」です。東京都内で行われるこのイベントは、毎年100万人以上が訪れる大規模な催しです。
観覧エリアは広く設定されていますが、人気スポットは早い時間帯から埋まってしまいます。交通機関も大変混雑するため、時間に余裕をもって移動する必要があります。
少しでも人混みを避けたい場合は、有料席や穴場スポットを事前に確認しておくと安心です。
六郷土手花火大会2024の基本情報まとめ

- 2024年は6年ぶりの開催となる
- 前回の実施は2018年
- 開催日は8月15日(木)の19:00〜20:00
- 打ち上げ数は約4,000発
- 打ち上げ時間は25分間の予定
- 会場は多摩川河川敷・多摩川緑地野球場付近
- 最寄り駅は京急本線「六郷土手駅」
- バス利用は「六郷橋」下車で徒歩約7分
- 駐車場の用意は一切なし
- 来場者数は約94,000人を記録
- 花火は19:30ごろから打ち上げ開始
- 荒天時は中止で、予備日の設定はなし
- 中止の判断は当日正午に行われる
- 川崎側での観覧は推奨されていない
- 問い合わせは大田区文化振興課が窓口